dijous, 4 de març de 2010

ルンバ講座1『キューバとカタルーニャを繋いだ男』

Rumba Catalana ルンバ・カタラーナとはまさしく「カタルーニャのルンバ」の意味で、中央アフリカで生まれたルンバがキューバ経由でカタルーニャに辿り着き、そこでフラメンコの要素と混ざり合った結果生まれた第3のルンバです。 
キューバのルンバが、海を越えて主にバルセロナに住むヒターノの元に届いたルートは大きく分けて二つ。

1.行商を営むヒターノの中には、商売のためにラテンアメリカまで足を延ばす者がいた。(ペレも行商で生計を立てていた時代にアルゼンチンに行っています)

2.経済的に成功したヒターノの中には、劇場やホールに足を運んで、バルセロナに公演に訪れるラテンバンドと交流を持つ者もいた。

第2のルートで大きな役割を果たしたと言われているのが、カタルーニャ系キューバ人Xavier Cugat チャビエル・クガットです。
カタルーニャ生まれたクガットは、幼い頃に両親とともにキューバに渡りました。音楽好きな青年に成長したクガットは、バイリオン奏者としての成功を夢見てニューヨークに向かいますが、結局思いもかけない形で成功を収めることになりました。自らの名前を掲げたラテンバンドがアメリカの聴衆に熱狂的に受けいられたのです。彼らもアメリカで成功したラテンバンドの例に漏れず欧州ツアーに向かい、その際にバルセロナでも公演を行いました。

同郷人クガットが率いるバンドの公演は、バルセロナの聴衆たちにラテン音楽をさらに身近なものに感じさせたことでしょう。『ルンバ・キング』とも呼ばれるクガットの演目にルンバがなかったわけなどなく、この新しい音楽に夢中になったバルセロナのヒターノたちが、アフリカのルンバともキューバのルンバとも全く異なる新しいルンバが生み出すことになるのです。


バルセロナのヒターノたちを夢中にさせたのはこんな演奏だったはず。
あえて説明する必要もないと思いますが、白いダブルのスーツを来ているのがクガットです。最後にちらっとバイオリンを手にしているのが映りますよね。ちなみに彼はハリウッドスターの似顔絵でも有名だったそうで、この映像の中に出て来る絵は彼の手によるものです。