dimarts, 27 d’abril de 2010

現地レポート2『Rumba Club Barcelona』(2010/04/14)

今回は、3周年記念ということで久々に元祖Rumba Clubルンバ・クラブに行ってきました。
ルンバ・クラブはAchili Funkアチリ・ファンク・シリーズのコンピでお馴染みのTxarly Brownチャルリー・ブラウンが、ルンバを愛する人たちが交流する場所を作ろうと、2007年4月に立ち上げたイベントです。当初はグラシア地区のKGBで毎週木曜日にライブ+DJという形式で行われていました。

昨年ラバル地区にあるApolo 2に場所を移し、現在は毎週水曜日の開催となっていますが、ライブ+DJというスタイルは変わっていません。順調に成長していてマドリッドに進出したほか、現在ではカタルーニャ内で4個所ルンバ・クラブを冠にするイベントが行われています。

3周年記念の今夜は開始時間を一時間早めてのスペシャルバージョン。ライブもPapawaパパウワAi Ai Ai アイ・アイ・アイの豪華二本立てで、DJはチャルリーの盟友Makala マカラがバスクからゲスト参加。

予定通り24時を過ぎる頃、パパウワのライブがスタート。
ベースが加入して音に厚みが加わりましたが、クラシック・ルンバを貫く姿勢は以前のまま。今回は新譜『Toca Madera』の発表だったので、初めて聞く曲が多かったのですが、それでも難なく踊れるのがルンバのいいところ。

特別な夜ということで、次々とゲストが登場。La Torba Kung-Fu ラ・トロバ・クンフーのMuchacho ムチャチョ、Gertrudis ジェルトゥルディスのボーカルXavi チャビと新世代グループから参加が続きます。そして次のゲストには会場騒然!!
なんとChacho チャチョ!!彼はルンバの王様ペレと同じルンバ第一世代なのですが、彼が演奏したのはギターではなくピアノ。『ピアノの王様』と呼ばれて、愛情と尊敬を集めるパトリアルカの一人ですが、ペレのように現役バリバリという訳ではありません。予想外の彼の登場と現役時代と変わらない歌声に会場は大盛り上がり。ご覧の通りの大セッションで終わりました。
そしてお次はアイ・アイ・アイ。パパウワのクラッシック・ルンバに対して、彼らが奏でるのはキーボードやPCを利用するモダンなルンバ。ルンバへのアプローチが対照的なベテラングループの共演はとても興味深いものでした。
少し前にボーカルが抜けてしまったということで、急遽ギタリストのRafalito Salazar ラファリト・サラザルがベンティラドールを奏でながらのリードボーカルとなったのですが、さすがパトリアルカの息子(彼の父親はレリダのel tio Rafael ティオ・ラファエル)。素晴らしいルンベロぶりでした。
またまた最後はパパウアもゲストも参加しての大セッション。
この後は5時までマカラのDJタイムが続きました。

旅行のときには本場の音楽を楽しみたいと思っている音楽好きの皆さん。バルセロナ旅行の際にはフラメンコのタブラオではなくて、ルンバ・クラブに足を運んでみてくださいね!!Visca la Rumba!!

Rumba Club Barcelona
Sala Apolo 2: Nou de la Rambla 111(地図はこちら
L3もしくはL2のParal.lel駅の目の前
毎週水曜日 OPEN 24:00〜 Live 01:00〜 Dj time 02:30〜
8€(ラバル地区のCDショップなどに置いてあるフライヤーを持参すると6€になります)

若かかりし日のチャチョの歌声とメロディの上を軽やかに弾むようなピアノの音色。いかがですか?

dimarts, 20 d’abril de 2010

2009年ルンバ・ベスト7の発表!!

大分遅くなってしまいましたが
今回はCALARUMBAのニュースメールYOCAHO上で発表された
2009年度ルンバの各種ベスト7をご紹介します。
 
クラシックルンバ・アルバム部門
1. "VOL.2" DIJOUS PAELLA
2. "DE LOS COBARDES NUNCA SE HA ESCRITO NADA" PERET
3. "BIENBENIDOS A LA EPOCA ICONOCLASTA" LOS DELIQUENTES
4. "MICU" MICU
5. "GREITS JITS" LATINO Y LOS LLOBREGANTES
6. "CAMCIONES DE HAMBRE Y ESPERANZA" SABOR DE GRACIA
7. "RUMBA Y COLOREA" EXPRESS
クラシックルンバ・楽曲部門
1. "YO TAMBIÉN" LA CASA AZUL
2. "FLOR D’ESTIU" MICU
3. "BLAUS" DIJOUS PAELLA
4. "CICATRIZANDO" LOS DELIQUENTES
5. "LA CHABOLA" PERET Y CHAMBAO
6. "ULLS DE VIDRE" DIJOUS PAELLA
7. "PITORROS DE COLCHONETA" LATINO Y LOS LLOBREGANTES
モダンルンバ・アルバム部門
1. "MÁS ACHILIFUNK" V.V.A.A.
2. "NO LO INTENTEN EN CASA" LOS IMPAGOS
3. "VIA MANDARINA" LA PRGATINA
4. "500" GERTRUDIS
5. "GREITS JITS" LATINO Y LOS LLOBREGANTES
6. "PUERTO PRESENTE" MACACO
7. "AOCANA" OJOS DE BRUJO
モダンルンバ・楽曲部門
1. "MUNDO UAKA" GERTURDIS vs TOY SELECTAHA
2. "EL PAÑUELO VERDE" LOS IMPAGOS featuring CHACHO
3. "MIRANDA" LA PEGATINA
4. "LERE, LE" MICU
5. "EL ASCENSOR" IMPAGOS vs TXARLY BROWN
6. "NUESTRO AYER" RABITT RUMBA vs MAKALA
7. "FLOR D’ESTIU" MICU
グループ部門
1. PAPAWA
2. AI AI AI
3. DIJOUS PAELLA
4. LA PEGATINA
5. GERTRUDIS
6. LOS IMPAGOS
7. EL PUCHERO DEL HORTELANO
ライブアクト部門
1. GERTRUDIS
2. LOS IMPAGOS
3. LA TROBA KUNG-FÚ
4. LA PEGATINA
5. MICU
6. EL PUCHERO DEL HORTELANO
7. PAPAWA
ニュールンバ・グループ部門
1. LOS IMPAGOS
2. MICU
3. LA PEGATINA
4. LOLAIMON
5. ACHILIFUNK BAND
6. SOTA ZERO
7. NARAINA
プロモビデオ部門
1. "PITORROS DE COLCHONETA" LATINO Y LOS LLOBREGANTES
2. "ULLS DE VIDRE" DIJOUS PAELLA
3. "TENGO" MACACO featuring TIO PALÓ
4. "EL MUERTO VIVO" PERET featuring MARINA
5. "GERANIS" SHERPHA
6. "DIEGUITO EL MALO" LOS IMPAGOS
7. "MIRANDA" LA PEGATINA
  アルバムデザイン部門
1. "MÁS ACHILIFUNK" V.V.A.A.
2. "NO LO INTENTEN EN CASA" LOS IMPAGOS
3. "500" GERTRUDIS
4. "DESPERTARES" SAMUEL L RUMBA
5. "DE LOS COBARDES NUNCA SE HA ESCRITO NADA" PERET
6. "GREITS JITS" LATINO Y LOS LLOBREGANTES
7. "VIA MANDARINA" LA PEGATINA
ルンバ7大ニュース
1. DIADA DE LA RUMBA 12/03グラシア地区で盛大に祝われたルンバの日)
2. MUERTO TIO PALÓ 10/03パトリアルカス・デ・ラ・ルンバのティオ・パロ逝去)
3. SANTA RUMBA ZINE No.1  12/13ルンバのファンマガジン創刊)
4. RUMBA CLUB  (毎週行われているルンバのイベント)
5. RECONEIXIMIENTO RUMBA AJUNTAMENT  
10/02 バルセロナ市議会がルンバをカタルーニャの文化遺産と認める決議を可決)
6. RUMBA AL CASTELL FESTIVAL  
07/04 モンジュイクの丘で行われたルンバ・フェスティバル)
7. FORCATO A LA DIADA DEL POBRE GITANO  
04/08 ヒターノの日を記念して行われたコンサート)

dilluns, 12 d’abril de 2010

現地レポート1『Sant Gaudenci Rumba Club』(2010/04/08)

今回は3月にスタートしたばかりの新しいルンバ・イベントをご紹介いたします。『Sant Gaudenci Rumba Club サン・ガウデンシ・ルンバ・クラブ

バルセロナで3年前から毎週開催されている元祖ルンバ・クラブも時折担当していたSant Gaudenci サン・ガウデンシというグループが、彼らの地元Horta オルタで新しくルンバ・クラブを始めたということで、早速行ってみました。

オルタはグエル公園よりさらに北側にある地区です。バルセロナの中心からは青のL5地下鉄でオルタ行きに乗って終点まで30分ほど。会場のLuise Se Va ルイセ・セ・バは、地下鉄の出口から徒歩5分ほどのバカルディ広場に面しています。

エントランスでサン・ガウデンシがお出迎え。スペインの市町村に守護聖人というのがいて、サン・ガウデンシは元々オルタの守護聖人だそうですが、いつの間にかルンバの守護聖人も兼ねるようになった模様。

フライヤーには10時半オープン、11時ライブ開始と明記してありますがここはスペイン。実際は11時過ぎのオープンでした。それにしても、ビール一杯付きで6ユーロの入場料でライブが観れるんですから、とってもお得!

毎回ライブがあるスタイルは本家と同じで、この日は昨年末に新作『EL GRITERIO』をリリースしたばかりのJaleo Real ハレオ・レアルのライブがありました。オープンからライブまでのSant Gaudenci DJ SetによるDJタイムにかかるのは、もちろん新旧とりまぜたルンバ・カタラーナ。 

50人も入ればいっぱいになってしまうほど、こじんまりとしたスペースなので、ステージといっても2メートル四方ほどの奥まったスペースに楽器やマイクがセッティングされているだけで、フロアとは段差もなし。もちろん楽屋なんてものもないので、ハレオ・レアルの面目もお客さんに混じってその辺をフラフラしています。ボーカルのSito シトがやってきて「元気?カホンなしでハレオ・レアルやるなんて初めてだよ。」

というのも、下が地下駐車場になっていて音が反響しやすい構造のためアンプなどが使えないので、ここでやるライブは全てアコースティックバージョンだそう。カホンも響きすぎるからだめだとか。なにもそんなところにクラブを作らなくても…と思ったりするのですが、酔っぱらってもすぐに帰って寝れるように家の近くでやりたかったからというのが主催者の一人のアドリアの弁。
だんだんフロアにも人が増えてきて、12時近くになんとなくライブ開始。
先ほど説明したような事情で、この日のハレオ・レアルはボーカル、ギター、ボンゴという変則アコースティックスタイル。彼らはルンバとレゲエをミックスしたメスティサへ・ルンバの代表格なのですが、ベンティラドールが目立つと一気にルンバ度が上がるもの。このオリジナル・ルンバのような編成でのライブは非常にルンバ度の高いものでした。 次々繰り出される小気味良いルンバのリズムに乗せて、新譜からの曲を中心に1時間以上に及ぶ熱演。
ルンバのライブにつきものの光景なのですが、この日もライブが始まると同時にお客さんがみんなパルマを叩いて演奏に参加。この演奏者と観客の垣根がないのがルンバの良さなんですよね〜。

終わってみれば、アコースティックしかできないこと、中心地から離れてることがが逆に強みになってるような気さえするイベントでした。わざわざこんなとこまで興味本位で来る人はいないので、お客さんもみんなルンバが好きな人ばかり。アットホームな雰囲気の中でルンバが楽しめますよ。

イベントは一応3時までですが、0時以降は地下鉄の出口がある通りのバス停から、深夜バスNit Bus ニトブスN04で、バルセロナの中心地カタルーニャ広場まで帰れますのでご心配なく(ちなみにこのバスは地下鉄・バス共通の10回分のカード使用可)。

バルセロナ旅行の際には、是非ともオルタまで足を伸ばして、地元のルンバ好きに混じって本場のルンバのJuerga フエルガを楽しんでくださいな!Visca la Rumba!!

追記*残念ながら一時休止となったという情報が入ってきました…
Sant Gaudenci Rumba Club
Luise Se Va Discoteca (Placa Bacardí)(地図はこちら
隔週木 Live 23:00〜 Dj time 01:00〜 6 euro (1 beer)
Info.Sant Gaudenci Rumba Catalana

それでは、ハレオ・レアル新譜発表のライブの模様でAdeu!!

Moltíssimes gràcies als nois de Sant Gaudenci i Jaleo Real!!

dimarts, 6 d’abril de 2010

ルンバ講座6『ルンバの長たち』

このようにヒターノ共同体内部で発展してきたルンバの特徴は、他のジャンルに比べてプロとアマチュアの垣根が曖昧というか、良いルンベロかどうかということにプロかアマチュアかがあまり大きな意味を持たないことです。

もちろんペスカイーリャやペレなどのプロとして成功したルンベロもいますが、ルンバの担い手の多くはアマチュアです。普段は市場で衣料品などを販売するごく普通の人々が、晴れの日になるとルンベロに変身する。いいルンバを奏でたり、個性的な踊りで場を盛り上げたりすれば、プロとかアマチュアとかそんなことは一切関係ないのがルンバの世界。

こうした状況を象徴するのがPatoriarcas de la Rumba パトリアルカス・デ・ラ・ルンバというプロジェクトです。プロではないルンベロが担うルンバの名曲の数々は、ヒターノの祝祭や結婚式など限られた機会にしか演奏されないため、一般の人にはほとんど知られていないのが実情でした。50年以上に渡って歌い継がれてきたルンバの原型とも言える名曲の数々を後世に残そうと、ブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブにヒントを得たSabor de Gracias サボール・デ・グラシアのSicus シクスが中心となって企画が進められました。

そのレコーディングのために集結したのが、カタルーニャにある主要なヒターノ共同体を代表する5人のパトリアルカたち。バルセロナのグラシア地区代表el tio Paló ティオ・パロ、ラバル地区代表el tio Tony ティオ・トニ、オスタフランクス地区代表el tio Pepe “El Chino” チノ(中国人)ことティオ・ぺぺ、レリダのel tio Rafael ティオ・ラファエル、そしてマタロのel tio Joanet ティオ・ジョアネ。

ペレのパルメロだったティオ・トニ(PVにはサングラス姿で登場しています)を除いては、なんとファースト・アルバム『Cosa Nostra』が人生初のレコーディングとなったそうです。それでは、粋なパトリアルカたちのルンバをお楽しみください!!



ちなみに、パトリアルカというのは、特にヒターノ共同体で使われる長を表す言葉で、年齢や知識から家族や共同体において道徳的な指針となる人を指します。